20140418平成26年オリンピック・パラリンピック推進対策特別委員会

オリンピックについて物申す その3~パラリンピックについて

◯両角委員 私の方からは、ごく短く三点ほど質問をさせていただきたいと思います。
 まず一点は、パラリンピック大会についてでございます。
 冬に行われましたソチ・オリンピック・パラリンピック大会も、私どもから見ていると、こういう競技があって大変迫力があるなと、そんなふうに感じたわけであります。
 また、ブエノスアイレスのIOC総会のときに、パラリンピアンである佐藤真海さんが、ご自身の、障害を負って、それから新しい目標を持ってパラリンピックに立ち向かっていったという話は大変感動的でありまして、そういった意味で、障害者の皆さんのための世界最高峰の大会であるパラリンピックをオリンピック同様にぜひ盛り上げていっていただきたい、こんな思いで、二点ほど、まずは質問させていただきたいと思います。
 まず一点目なんですが、これはあえてお聞きをしたいのですけれども、パラリンピックという名称が正式に決定をしたのがソウル大会からだと聞いております。
 そして、二〇〇〇年のシドニー大会のときに、オリンピックとパラリンピックは同じ会場を使ってやる、同じ開催地でやるということが正式に決定をしたというふうに聞いているわけでありますが、例えば、このオリンピックとパラリンピック、オリンピックがあって、その後にパラリンピックを行うということなんですが、これは順序を逆にすることができるものなのか、あえてお聞きをしたいと思います。

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◯根本オリンピック・パラリンピック準備局競技担当部長 国際パラリンピック委員会は、いわばパラリンピック憲章ともいうべきIPCハンドブックにおきまして、パラリンピック競技大会はオリンピック競技大会の直後に行われると定めております。このため、オリンピックとパラリンピックの開催順序を逆にすることはできないものと考えてございます。

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◯両角委員 そういう規定があるということでありますが、それであれば、オリンピック・パラリンピックという呼び方ではなくて、パラリンピック・オリンピックと私たちの党では呼んでいるんですけれども、そうした中で、この東京大会では、開催都市としてオリンピックを盛り上げていく、その後で、その盛り上がった機運をぜひパラリンピックに引き継いでいっていただきたいと思うわけであります。
 そういった、このパラリンピックに十分注目が集まる、そんなような仕組みというか工夫を都としてはどのように考えているのか、お聞かせをいただきたいと思います。

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◯浦崎オリンピック・パラリンピック準備局準備会議担当部長 オリンピックとパラリンピックを一つの祭典として開催していくことは、二〇二〇年の大会に向けての重要なコンセプトになるものでございます。
 都は、昨年のスポーツ祭東京二〇一三において、国民体育大会と全国障害者スポーツ大会とを一つのスポーツの祭典として開催し、二つの大会をつなぐ取り組みとして、東京ユニバーサルスポーツ3daysを全国に先駆けて実施をいたしました。
 こうした経験を生かしながら、オリンピックと同様、パラリンピックが大いに盛り上がるよう、関係者と連携を図ってまいります。

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◯両角委員 大会のPRですとか、あるいは開会式、閉会式のあり方等も含めて、これから工夫をしていっていただきたいと、そのように思います。
 続きまして、これは他の委員の方からも大分出ているお話で、それだけ関心が深いというか、一つの大きな課題であろうと思いますけれども、施設整備のスケジュールがしっかり守られるのかどうかということであります。
 先ほど来の質疑の中で、るる出ている話でございますが、建設資材の高騰であるとか人材の不足ということで、今、東京都の事業を初めとして公共事業で入札不調がさんざん出て、その結果、工事の価格が上がる、さらには工事自体がおくれていく、そういったことが現実に起こっているわけでございます。
 しかしながら、このオリンピック・パラリンピックにつきましては、今、このスケジュール案にもあるとおり、テストイベントを平成三十一年度にしっかりできるようにするということが、これは国際的にも非常に、約束であって大切な絶対条件でもありますから、そういった中で、どのようにしてこの整備スケジュールに影響を及ぼさないでこのとおりにできるかということで、これはいろいろ心配があるところではないかと思います。
 先ほど来の質疑の中で、東京都としては、全庁的な連携の場を設けるというようなお話もございましたし、あるいはデザインビルド方式等を含めて民間の技術力を活用するということも前向きに検討するというようなお話でもございました。
 そこで、一般的に私なんかが考えると、役所の工事は、基本設計があって、実施設計があって、そして実施設計が終わった後に、翌年度、入札をかけて契約をしてということなんですが、どうしても今、不確定な要素で入札が不調になりがちであるということを考えると、このスケジュール管理をしっかりやっていただきたいな、できるだけ余裕を持って前倒しにやっていただきたいなと、こんなふうに思うわけですが、もう一度、二〇二〇年大会の競技会場等の整備スケジュールに影響が及ばないということに対して、都としての方針を伺いたいと思います。

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◯小野寺オリンピック・パラリンピック準備局施設整備担当部長 全ての競技会場は、大会開催の一年前のテストイベントに合わせて整備する必要があり、非常にタイトなスケジュールとなっております。
 今、お話にございましたように、昨今の都の公共工事を取り巻く環境は、資材や労務費の上昇などから入札不調が増加するなど、大きく変化をしてきております。
 これらの状況を踏まえつつ、大会開催に支障を来さぬよう、庁内各局との連携を一層徹底いたしまして、会場整備を着実に進めてまいります。

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◯両角委員 連携等を進めていただくのと同時に、例えば、実施設計が上がって入札ができるような条件が整えば、翌年度に入る前に早期に入札をかける等も検討していただいて、ぜひこのスケジュールに支障がないように取り組んでいただくように要望して、私の質問を終わります。